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2013年09月01日

コンクリートのひび割れ防止対策

コンクリートは、セメント水和反応の過程で硬化し収縮する。
収縮と同時にコンクリートにひび割れが発生する。

コンクリートのクレームの中で最も多いのが、ひび割れに関するもの。

≪コンクリートの収縮によるひび割れ防止対策≫
 1.鉄筋による補強
 2.水セメント比の低下による
    硬練りコンクリートの採用
 3.ひび割れを目地によりコントロールする
 4.急激な初期乾燥を防ぐため
    養生により収縮を分散させる


  5.収縮の少ない中庸熱ポルトランドセメントを使用する
  6.フライアッシュを混入する
  7.硬化に必要な水以外の不要な水を真空装置で吸い取る


※ 中庸熱ポルトランドセメントは、土木工事のダム用として使用される。
単価は普通ポルトランドセメントとほとんど変わらないが、
ワーカビリティが非常に悪い。
スランプやセメント量を調整し、作業性を大幅に改善できれば、
収縮ひび割れはほとんど発生しない。




Posted by sekou at 21:23│Comments(0)躯体工事
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